価値の流れに基づいた組織

金融機関のDevOpsの取り組み

 ロンドンで行われた金融業界のITカンファレンス。DevOpsという言葉に誘われて読んでみた。さらには金融機関での取り組みということで、これほど興味をそそるものはない。だって、日本にいると銀行って、DevOpsとは遠い開発手法とってるイメージがあるから。

 なにをした?なにを導入した?どういう目的で?といった内容か。やはりDevOpsなので、自動化して、リリースを早くといったところか。ところで目を奪われる言葉が記事中に出てきた。”価値の流れに基づいた組織”。
 以前に”ITというものの捉え方の更新を怠っていた”という記事を書いたばかり。要はITっていうのもいろいろ変わっていくよね、もうスマフォあるんだからほぼ24時間365日に近い状態でコンシューマに手を伸ばすことができるよねという状況。じゃあ今ってコンシューマにいいUXを与える技術の価値が飛躍的に高まってるんじゃないかと。そもそも技術に限ったことでもなく、価値って流動的なものなんじゃないかと。
 個人的な某所で、どう儲けるかって話を聞いていると、「開発したあそこのシステムが当たってハネてくれればサポートでうちは安泰になる」というのを繰り返し聞いている。これって価値が流動的だって考えをしていないから言えるのよね。価値は流動的、ましてやITなんてヒョイヒョイと標準が変わっていくので、IT界隈での価値の流動性は激しい。だからITやってる組織としては、市場ではなにに価値があるか、自分たちの手が届くところではどういうものが価値があるとされているか、自分たちがどういう価値を創出できるのかというのを逐一アップデートしながらやっていくべきなんじゃないかって思った。おそらく”価値の流れに基づいた組織”ってそういうことやってるんだろう。


 しかしイギリスは”英国政府、新ポータルGov.ukをクラウド、アジャイル、Rubyで開発。ソースはGithubで公開”とかやってて実験的なものを交えながらだいぶ面白いやり方を進めてるなーと。
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